Twitter上の「Google検索上位になりました」を簡単に信じてはいけないってハナシ

ユウの部屋-Twitter上の「Google検索上位になりました」を簡単に信じてはいけないってハナシ (1)

ブロガー、とりわけ収益を目的としている人にとってPV数(ページビュー数)はとても気になる指標です。

ブログにアクセスされる経路を大まかに分類すると以下のようになります。

  1. Googleをはじめとした検索流入
  2. TwitterやインスタグラムなどSNSからの流入
  3. 被リンクサイトからの流入
  4. ブックマークなどからのアクセス

このなかで、Googleなど検索サイトからの流入はそのサイト(もしくは記事)が検索上位に表示されることで増えるため、「検索上位に表示される記事を量産する=優秀なブロガーである」と認識される傾向にあります。

Twitterではこの「Google検索上位」を取って喜びのツイートをするブロガーや、検索上位を量産することで権威性を示そうとするブロガーがちらほら。

しかし、この「Google検索上位」っぽい画像、実は簡単に作ることができるんです。

この記事では、この検索上位量産は「それっぽく作れる」ってことを紹介します。

当サイトでの実例

下記の画像をご覧ください。

ユウの部屋-GRC画像2

これはGRC(Google Rank Checkerの略)というツールの画面です。GRCではGoogle、Yahoo!、Bingでの「当ブログの指定した語句での順位」を知ることができます。この画像では、一見すると各検索サイトで上位表示をしているように見えます。

次に、隠している部分を取ってみます。

ユウの部屋-GRC画像1

似たような語句で上位を取っているのが分かります。ネタバレをすると以下の表のようになります。

検索語句順位Google件数月間検索数該当ページ
Twitter 好意の返報性144,9000~10記事A
Twitter ザイアンス効果 好意の返報性120,2000~10記事A
Twitter ザイアンス効果111,5000~10記事A
Twitter エンゲージメント 大切11,200,0000~10記事B
Twitter 単純接触効果 好意の返報性222,7000~10記事A
Twitter リプ 増やす32,610,0000~10記事C
Twitter 引用リツイート 効果4855,0000~10記事D
Twitter リプ 増やす フォロワー5532,0000~10記事C
1記事50円5518,000,0000~10記事E
リプライ フォロワー 増やす7293,0000~10記事C

上位表示された同じ記事を「検索語句を変えて」表示しているだけ、実は検索数が少なく上位表示されやすい語句であることが分かりますね。

付け加えておくと、記事執筆時点での当サイトのドメインパワーは1未満です。そんな弱小ブログでも、GRCで「検索上位を量産しているっぽい画像」を作ることができました。もっとさまざまな検索語句を登録しておけば「1位表示が数10個」なんてことも可能でしょう。

ユウの部屋-202009ドメインパワー (1)

大切なのは客観的数値を観測すること

このようにGRCに登録する語句を工夫することで簡単に「検索上位を量産したっぽい」画像を作ることができます。もちろん、このような「検索上位を量産したっぽい」画像や話題をだしているブロガーがみな同じことをしているワケではありません。(あくまでも、このような画像を作るのは簡単ですよと言うのが本記事の趣旨です)

目の前に提示された情報をそのまま盲信せず、まず一度は疑ってみることをお勧めします。

  • そのワードの競合は?
  • ほんとに需要のあるワードか?
  • 検索からの流入はあるのか?

真実をぼかした情報で権威性をよそおい、他者からの信頼を得ようとするアカウントは実際に存在します。このようなウソに騙されないために、「客観的に得られる数値」を観測してみて下さい。

客観的な数値で確認する方法

もしも「検索順位で上位をとったワード」が分かれば、Googleキーワードプランナーを利用してください。無料登録が必要ですが、「そのキーワードがGoogle検索で月間何件検索されているか」を大まかに知ることができます。

また、そのアカウントがブログ(サイト)を公開しているのであれば、Ubersuggestを試してください。そのブログ(サイト)が検索流入からどれくらいのトラフィックがあるのか知ることができます。

また、とあるブロガーのトラフィックを検証した面白い記事がありますので、知らない方は読んでみることを薦めます。

「信じる」と「盲信する」は違う

ときとして、他者を疑うことは敬遠される行為です。しかし、SNSという匿名性の高い世界において「顔も本名も知らない、実績も確認できない人」を信じることは思考停止の盲信であり、賢い行いとは思えません。

匿名性の高いSNSの世界では、他者を騙すことで利益を得ているテイカーが多く存在します。提示された情報を盲信せず多角的に(できれば数値で)とらえ、自分の身は自分で守っていきましょう。

 

以上

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